すべてはつながっている。偽装請負発労働貴族経由共謀罪
<呆れた! 電機連合 偽装請負報道も「違法行為はなかった」-ろーやーずくらぶ>経由、<夜明け前の独り言 水口洋介 偽装請負と大手労働組合>から。
<「製造業における偽装請負」に関するマスコミ報道についての見解>
一部新聞において「製造業における偽装請負」に関する報道がなされましたが、「違法行為はなかった」ことが確認されています。
何をもって、「違法行為はなかった」ことが確認されているのか不明なことに加え、<要するに正社員は保護され、そうでない未熟練な請負・派遣労働者は不安定な立場で仕方がないということです。=上記、水口弁護士>らしい。
いずれ自分らの首を絞めることになるだろう二重の意味で罪作りな見解だと思うけど、根は深く、すべてはつながっている。
こちらで、偽装請負で働いている人の一端が紹介されている。<フリーターが語る渡り奉公人事情:地獄労働としての偽装請負ーー手が曲がらない!>
例え不可能にしても、派遣や請負の正社員化せめて雇用条件の向上、同一賃金同一労働の保障、最低賃金の引き上げを求めていくのが労組の筋かと思うが、現在の労組にはその気はないようだ。
<請負・派遣の実態把握も含めた職場点検活動、請負・派遣の受け入れに関する労使協議の実施など、「請負・派遣についての適正な運用」に向けた活動を、より強化=上記、電機連合の見解>
ちなみに、電機連合の顧問は、中労委の委員さんである。厚生労働省:第28期中央労働委員会委員名簿
すでに、OECD調査では、日本の相対的貧困率は米国に次ぐ高さであって、<企業が非正社員より正社員を増やしやすくする政策を打ち出すべきだ>との見解を出されるに至っている。=「日本、貧困層の割合が最も高い国の1つ」OECD報告 、livedoor ニュース - 年収150万円時代に突入
格差社会化にはさまざまな要因があれど、雇用の流動化、労働関係法規の規制緩和が果たした役割は少なくない。
<保坂展人のどこどこ日記:雇用の「構造改革」が生んだワーキング・プア>
次に緩和される労働関係規制には、こんなのが挙がっている。
<日本経団連:ホワイトカラーエグゼンプションに関する提言>
ホワイトカラーエグゼンプションは、過労死が加速すると指摘されるなど問題の多い制度だけど、すでに見捨てられた非正規雇用労働者が、正規労働者それもホワイトカラーの“既得権益”に関心を持つはずもなく、むしろ憎悪を持って導入が支持されるかもしれない。
<政府は一計を案じたわけです。郵政民営化のときと同じ手段です。つまり,郵政民営化の時,政府は,「俺たち民間労働者はこんなに苦労しているのに,郵便局の奴らは税金を使ってのうのうと暮らしている。民営化して俺たちと同じ条件で働くのは当たり前だ」という感情を利用した。
今回,ホワイトカラーエグゼンプションを導入するに当たって,パートの賃金を上げるという政策とセットにして出すことで,多くの非正規雇用労働者に「正社員のうのうと暮らしてんんじゃねぇ」という感情と「非正規もこれで正規並みになれる」という感情を利用しようとしているのではないだろうか?(ある意味,労働組が本来の役目を果たしてこなかったことのつけが回ってくるともいえるが…)
次の国会では,両政策がセットになった法案が出てくるのではないか?つまり,パート労働法と労働基準法の両方を「改正」することを内容とする法案を出してくるのではないか?=情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士:政府は再び,弱者を利用して悪政を強行しようとしているのか?>
本来、是正すべき格差は優位を引きずり降ろすのではなく、下位を引き上げることによって達成すべきなんですけどね。正社員ものうのうと出来る人は少ないし、みんな自分のことでいっぱいいっぱいなんだけど、ともかく、そして気がついた時、日本はこんな社会になっているかもしれない。<喜八ログ 『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』>。
この結果が真の実力競争の結果であれば、まだ受け入れられる、と譲歩するとしても、すべてがハンディキャップマッチの八百長試合なのだから笑ってしまう。格差社会の最大の問題点は、格差があることではなくて、格差は放っておくと、固定化され拡大再生産される点にあるのだから、そこに規制の介入する必要があるはず。なんだけど。
例えば政界。<東大法の学歴本位から実力本位に変わったなどというのは実は幻想で、本当は学歴だけではどうにもならない新貴族の復活・再生が起きているような希ガス=佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:超世襲同士の総裁選>
こうした希ガスは恐らく、間違っていない。
新貴族、次期首相候補最右翼の安倍晋三氏は、再チャレンジを掲げているが、この再チャレンジはそもそも怪しい。
<特にこの安倍氏の欺瞞性と冷酷性は「再チャレンジ」などという実体のない言葉を持ち出して、格差社会の拡大をごまかし、高齢者や年金生活者に一層の負担を強要する「小さな政府」論者であるところに現れています。=マガジン9条『今週のキイ』>。
オフレコ話なので割引が必要だが、こんな話も<安倍がオフレコで漏らした[ゲンダイ]>。
凄まじい階級社会。そりゃぁ、不満も出てくる。
対外的には“テロ”の脅威、近隣諸国へ憎悪を向けさせナショナリズムで結束。ま、ここは中国、韓国、北朝鮮もお互い様、チキンレースの様相を呈しているのだが。内政では、共謀罪その他…orz
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コメント
残念ながら管理人もどこかの馬の骨です。ま、気楽でいいんですけど、非道い状況にはお気楽ばかりでいられないかと。
投稿: 管理人@踊る新聞屋-。 | 2006年8月16日 (水) 18時10分
管理人様も私もエリートではないと思いますが(違っていたら失礼)安倍みたいな三世ボンボン世間&挫折知らず議員が、ほぼ無投票で総理になって再チャレンジなんて掲げても「うそ800」としか思えないかと。
投稿: 某S | 2006年8月14日 (月) 10時58分